変形性膝関節症

2018/05/14

膝関節は二足歩行をする人間にとって常に負担のかかる関節です。

そんな膝関節が加齢やケガが原因で形が変形し、違和感から始まり痛みや腫れを引き起こします。

関節には軟骨が骨と骨の間のクッションのような役割をしてくれています。

関節軟骨には神経や血管が存在しません。

血液によって栄養を補給することもできなければ、傷がついても痛みを感じることはありません。

つまり軟骨がすり減って直接痛みがでているわけではないのです。

関節の中には滑膜と呼ばれる膜が張っています。

この膜から分泌される滑液という液体で軟骨は栄養供給されています。

膝に水がたまって抜いてもらう、その水こそが滑液なんです。

滑液には関節を保護したり動きをスムーズにする役割もあります。

膝にヒアルロン酸の注射を打つのは、この滑液の主成分がヒアルロン酸だからです。

膝の関節が変形し軟骨がすり減ることで骨がむき出しになり、

滑膜が傷つき痛みが出たり滑液を過剰に分泌することで水が溜まるのです。

つまり関節を健康に保つことの秘訣は滑膜を正常に保つことなのです。

水を抜いても治るわけではないのが少しわかっていただけたでしょうか?

膝の溜まった水には傷ついた滑膜を守る、治そうとする大事な役割があるんです。

もちろん溜まりすぎてどうしようもなく抜く場合もありますが、

抜かない方がいい場合がほとんどです。

当院では鍼灸やテーピングで変形性関節症からくる炎症や痛みを、膝が自分で治そうとする力をサポートしていきます。

注射を打っても水を抜いても全然よくならない膝の痛みでお悩みの方、是非一度ご相談ください。



鍼灸って怖い、危ない、そんなイメージがありますが、

当院では100%滅菌消毒済み、使い捨て鍼を使用しております。

鍼用のシャーレも使い捨てですので安心して施術を受けて頂けます。

使用する鍼も長さや太さは様々で、初めての方には易しい鍼から始めていきます。


ゆう鍼灸整骨院(生駒市谷田町845-1)

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